『保存版』農作業は運動能力が上がる

こんにちは!

池田市 川西市 ドリームメーカーズ 岩橋です。


コロナで体育館が使えなくなってから、農作業を週末にしています。


バスケットで畑をするのことって、普通はありえない。


ほとんどが週に5回ほど練習をして、試合に行くっていうのがミニバス界の当たり前なんだと思います。


だから僕たちのチームはかなり変わり者になります。


メンバーなども自分たちで決めたり、作戦なども子供達で決める。


そんなところはほぼない。


今のところ。


それを今後は増やせたら嬉しいです。


タイトルに戻りますが、畑をすることはどんな効果があるのか?


畑というのは、カラダを使って行います。


そして、小学生のカラダはいろんな運動をすることで脳に神経回路ができ、その動きを長年習得することができます。


逆にいうと、大人になってから動きを習得するのは時間がかかりますが、子どもはその動きを習得したら、すぐにできることです。


バスケットの技術は、大人になってから、中学〜高校生になってからでも十分身につきます。


それよりも、いろんなカラダの動きを習得させる方が、怪我も少なくなるし、長期的に見ると、生涯スポーツができるようになります。


どんな動きがあるのか???


僕たちがやっていることは


鍬(くわ)で耕す



鍬を使うことは、全身運動です。


まずは、鍬を持ち上げるために下半身を安定させて、背中の筋肉を使います。


下ろす時は、肩や腕の力を使います。


これがうまく使えないということは、動きの連動がうまくいってないことを表します。


それができるようになると、バスケットでのシュートの動きやディフェンスに役に立ちます。


スコップを使う


固い土を耕すときはスコップを使っています。


スコップを刺す時には、力だけではうまくいきません。


スコップの持ち手を固定して、タイミングよく足で踏み込む。


スコップの角度の調節も必要になります。


持ち手をぐっと抑えるときに、足で踏み込む。


その使い方ができることできない子に分かれます。


これは胸筋・背筋・腹筋・体幹がバランスよく使えてないと、うまく使えません。


初めは使えなくていいんです。


やってるうちにできるようになってきます。


草抜き、植え付け


草を抜く動作や、植え付けの動作はフルスクワットの体勢です。


立ったり座ったりすることによって、下半身が強く安定してきます。


お相撲さんの蹲踞(そんきょ)の姿勢にもなります。


この体勢が体幹部分を強化してくれます。


草抜きだと思っているかもしれないのですが、されど草抜きです。


土の道を歩く


畑では整備されていない道を歩きます。


その道はガタガタしていて、不安定な場所です。


今の道はコンクリートなので、安定しています。


不安定な道を歩くことによって、カラダのコアの部分を鍛えることができます。


自然に体幹を鍛えるということです。


畑に慣れていない子どもや体幹が強くないこは、畑に来て遊ぶだけでもクタクタになります。


川に入る

川に入って水を汲んでもらっています。


水汲み係ですね。


畑ではこの係が一番人気です。


って言っても、ほとんどの子どもは、川に入って遊んでいます。



まだ水位が低いので、川に入ることができます。


川に入るには、ブロックを降りたり、登ったりします。


そして、川の水の流れに逆らって歩くので、負荷を感じながら歩くことになります。


流れるプールに逆らってたら疲れませんか???


あれも体幹を鍛えることになります。


バスケットやスポーツを上達させるには、この基本の運動動作が必ず必要になります。


テクニックだけを磨いても、バスケットの動きだけを追求しても、どこかで支障が出てくることが多いです。


今回は、医療の国家資格を3つ持っている視点から畑をすることで運動能力が上がる。というお話をしました。